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【空間デザイナーに向いている人や5つの適性とは?現場経験者談】

こんにちは、イベント系空間デザインの仕事10年以上従事している、笹原光と申します。私の手がけたイベント空間の中でお客様が笑顔で楽しんでいる姿をみると、空間デザイナーとして大変やりがいを感じています(^ ^)

 

そこで今回は、実際に空間デザイナーとして現役で従事する、現役空間デザイナーの立場から、空間デザイナーに向いている人や5つの適性とは?現場経験者談と称して、空間デザイナーに向いている人5つの適性について、どこよりも詳しく、ご紹介させていただきたいと思います!

目次

そもそも「空間デザインの仕事」とは?

空間デザイナーの仕事内容について

「空間デザイナー」は、別名で、「スペースデザイナー」とも呼ばれます。
屋内屋外を問わず、空間をデザインする仕事です。

「空間」という言葉だけではピンと来ないかも ・・・(^^; しれません。

具体的には、公共施設、商業施設、ディスプレイ、イベント、エンターテイメント、建築、環境、インテリアなどを指します。

どれかひとつの分野を捉えるのでなく、さまざまな空間をデザインできるという仕事です。

空間デザイナーの平均年収はどれくらい?

イベント会社ですと、平均200〜300万円です。

空間デザイナーの休日・勤務時間について

設営施工撤去の場合は、休日、夜間深夜もあります。
イベント本番休日が多いのでその分、平日に振り替え休暇をとります。

空間デザイナーに向いている人とは?必要な5つの適性

1:空間センス、色彩センスがある人

 ※デザイナーという職業には欠かせません。

2:最新のトレンドに敏感で探究心がある人

 ※常に面白いもの、新しいものを探して自分で外に出てみる事が大事です。

常にアンテナを張り巡らせて、自分の情報の引き出しを増やしてデザインに活かします。

 

3:フットワークが軽い、体力がある人

 ※自分から行動できる積極性が必要です。

 

4:コミュニケーション能力が高く、自分の意思をハッキリと伝えることのできる人

クライアントの要望を聞き出し、具現化しなければなりません。言われた事だけを表現するのでは、ただのワーカーです。

空間デザイナーは、要望プラスαである、自分の持ち味を表現すること」が必要です。

また、設営施工の際は、職人さんにデザインの指示出しをしなければならないので、ハッキリと伝えられる事」が必要です。

 

5:絵を描くのが好きな人

デッサン、パース力、創造力必要不可欠です。

最近はPCで、誰でも絵が容易に描けるようになっていますが、空間デザイナーとして従事していくためには、物の形をしっかりと捉える力がないと厳しいと思います。

 

逆に、空間デザイナーに向いていない人はどんな人?

 

・空間全体の形を捉える事が難しい人。

・スケール感がピンとこない人。

 

上記で述べた、向いている人と、反対の人になりますね(^^;)。

ただ、経験を積み重ねていくことで、センスが磨かれていく、ということもありますので、「絶対に空間デザイナーになりたい!!」という強い思いがあるのでしたら、その思いを軸に勉強や経験を積まれてみてもいいかと思います。

 

空間デザイナーになるには?必要な資格など

絶対必要な資格特にありません

ただし、芸術・デザイン系または建築系進学しておかれると、独学よりも近道にはなると思います。

 

私は芸術大学を卒業してます。
芸術系の大学ではデッサンについても学べます。

空間デザイナーとして従事するためには、デッサンの基礎はやはり抑えておいた方がいいと思っています。

 

建築系の学校では建築、設計について学べます。

ご自身が芸術系建築系か、どちらのデザイナーになりたいかで進路を考えてみてはいかがかと思います。

 

「商業施設士」という資格もあります。

業種の情報収集、交流の場として活用すれば人脈の幅が広がります。

 

業種や職種など求人はどれくらい存在する?

業種はサービス業、建設業、広告代理店、イベント業、内装業など幅広くあり、どの分野にするかで収入スキルも変わってきます。

詳しくは下記にお伝えしますね♪

持っていた方が良い資格

建築士

国家資格である建築士の資格があると、どのジャンルでも強みになります。

独立もできます。転職にも有利ですし、「資格手当」が上乗せさせるところもありますので、総収入も変わってきますよ!

商業施設士

「商業施設士」は、企業によって認知度が様々ですので資格手当がもらえる企業ともらえない企業がありますが、あって損はない資格になります。

 

「インテリアコーディネーター」、「インテリアプランナー」

「インテリアコーディネーター」インテリアプランナー」なども、取得しておかれると、知識に繋がりますよ。

 

私はココで取得しました!

私は、芸術系の大学で専攻した学科で、「商業施設士補」の資格が取得できました。

「商業施設士」の試験は、学科試験免除、実技のみの受験になります。

 

10年以上、仕事に従事していると
「商業施設士」⇒「シニア商業施設士」としてグレードが上がります。

 

空間デザイナーになるためのオススメの専門学校や大学は?

国公立大学の芸術系または建築系がオススメです!

 

関東圏私立大学:武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学 など

関西圏私立大学:大阪芸術大学、京都造形芸術大学 など

中部圏私立大学:名古屋芸術大学、名古屋造形芸術大学 など

 

短大、専門学校などでももちろん、学べますよ。

空間デザイナーに転職する上での注意点

 

1:決して華やかな業界ではない

独立して名前が知られる空間デザイナーになるためには、実績売り込み不可欠です。
はじめは企業デザイナーとして、経験を積む事が必要かと思います。

2:実は、体力ありきの仕事

設営施工に関しては、店舗だと営業終了後からになる事が多いので夜間深夜作業を伴います。
イベント系休日も仕事になる事があります。

華やかな職種に見られがちですが、体力勝負になることも多いので、そのあたりも知ったうえで、空間デザイナーへの道をご検討されることをオススメいたします。

 

空間デザイナーに向いている人や5つの適性まとめ

収入面も、生活していく中では必要ですが、一般的なサラリーマンと異なり、自分が考えたものが世間の空間に存在する楽しみ空間デザイナーをしていないと味わえない喜びです♪

イベント系は、とても楽しい仕事ですので、チャレンジできる年齢であれば、一度ご経験されてみても良いと思いますよ♪

その経験を活かし、他ジャンルの空間へと幅を広げ、空間デザイナーとしてスキルアップしていってくださいね!
応援しています(^^)♪

 

(※当記事は、空間デザイナーとして、10年以上従事されている、笹原光さんに、執筆していただきました♪)
進路等でお悩みの皆様のご参考になりましたら、幸いに思います(^^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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